ポルン地区よりお届けする、コク深い味わい

コーヒーコレクターのルンバンガオル兄弟
州都メダンから車で7時間ほどの場所に位置する、ポルン地区。その地でアルフィナ―とジュリアのルンバンガオル兄妹は2つの加工場を経営する一家に生まれました。まだ若い時分から、ポルンの地でコーヒー栽培を営む農家さんのもとへ足繫く通い、良質なパーチメントの買い付けを行い、農家さんたちが栽培や経営面で困難にぶつかった際には親身になって解決に取り組んでいました。この取り組みと人柄から、彼らのもとには高品質なチェリーが集まるようになり、いつしか2人は「コレクター」と呼ばれるまでに成長します。今では提携する小農家さんの数は170を超え、ポルン地区のコーヒーコミュニティの発展に欠かせない存在です。
生産地 | 北スマトラ州フンムバン・ハスンデュタン県ポルン地区 |
精製 | スマトラ式 |
標高 | 1,500~1,700m |
品種 | シガラルタン、ティピカ、S-795 |
クロップ年 | 2025年1月入港 |
生産者 | アルフィナ―・ルンバンガオルさん |
乾燥 | 天日乾燥 |
規格 | G1 |
サイズ | 16up |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | シェードグロウン |



最高の品質を目指して
セリブ=1000、ラジャ=王。この名前はトバ湖周辺で取れた1000を超えるコーヒーの中でも、一番のクオリティであることから生産者さんによって名づけられました。最高のクオリティのコーヒーを作るためには、原料となる良質なチェリーも大切ですが、その後の加工でも手をかけることが不可欠です。水分値が高い状態で、パーチメントの脱穀を行うスマトラ式の精製方法では、豆が柔らかい為ミルの力で先端が避けてしまうことがあります。その避けた部分は品質の劣化が起こりやすく、それを取り除くには気kぁ位による選別が難しく、手作業によるハンドピックしか方法がありません。この商品には熟練のピッカーさんたちがベルトコンベアに乗せられた生豆をチェックし、一つ一つ取り除いていきます。通常スペシャルティコーヒーと呼ばれるマンデリンでも、このハンドピック用コンベアは1回、多くて2回通すことが多いのですが、この商品では回数に規定を設けず厳しい基準値以下の状態になるまでハンドピックを続け徹底的に不良な豆を取り除いていきます。こうして、たくさんの人の手と時間をかけてセリブ・ラジャはその名前にふさわしく、心地良いハーブ感、完熟したオレンジや南国フルーツのニュアンス、クリーンカップをハッキリと感じられます。


*海の向こうコーヒーより引用
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